■■ 2018/9/27 ■■




中村キース・ヘリング美術館
〒408-0044  山梨県北杜市小淵沢町10249-7 tel : 0551-36-8712
営業時間 9:00-17:00 会期中は定休日なし
HP ⇒ 中村キース・ヘリング美術館




2007年にここ八ヶ岳に設立した美術館は、大自然を融和し「混沌から希望へ」というテーマをもとに、
日本の現代建築をリードする北川原温により設計されました。
へリング作品の奥に潜む「人間が秘める狂気」や「生と死」に向き合うことのできる空間です。
2015年には展示スペースが増設され、さらに大胆で鋭い感性の建築物となった。




キース・へリングが活躍していた1980年代のアメリカは、日本の好景気とは裏腹に、
インフレの激化と経済の混乱とともに治安が悪化し、まさに混沌とした社会でした。
しかし反面ではアンディ・ウォーホールを筆頭にアメリカ現代美術が
勢いを増していた時代でもありました。
こうしたアメリカの「光と影」を背景にキース・ヘリングのアートは生まれました。
へリングはストリート・アートから独特なビジュアルコミュニケーションを確立し、
混沌とする社会へメッセージを投げかけた。












キース・ヘリングは、アンディ・ウォーホルやバスキアなどと同様に、
1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストです。
80年代初頭にニューヨークの地下鉄で、黒い紙が貼られた使用されていない広告板を
使った通称サブウェイドローイングというグラフィティ・アートを始めました。
そのコミカルで誰もが楽しめる落書きは、地下鉄の通勤客の間で評判となり、
一躍ヘリングの名を広めることになりました。














1988年にはエイズ感染と診断され、その翌年に財団を設立しました。
1990年31歳で亡くなるまで、アート活動を通してHIV・エイズ予防啓発運動にも最後まで積極的に関わりました。






キースプリング
キース・ヘリング美術館の近くにあるレストランで食事しました。
カントリー調の内装、ペットの同伴も可能なようです。









ランチ(鶏肉のグリルランチ、桃豚のソティーランチ パン・ドリンク付き)をいただきました。
美味しかったです。




MINIと記念撮影